『かぼちゃの馬車の“クレーム”ブリュレ』のおはなし
「かぼちゃの馬車事件」をご存知ですか?
2018年、スルガ銀行の不正融資問題に絡んで大きく話題になりました。
スマートデイズが販売したシェアハウス投資物件「かぼちゃの馬車」で起こった問題。
それに巻き込まれた「ホーム、ホーマー、ホーメスト♪」というCMソングで有名な建築会社株式会社ホーメストが昨年11月27日に破産手続きを申請したことは、大きく報道されました。
6月発売予定の私の著書「かぼちゃの馬車のクレームブリュレ」は、ホーメストの元・代表取締役である八島睦さんご本人にインタビューして執筆いたしました。
これまでかぼちゃの馬車事件について沈黙を続けてきた八島睦さんがお話しされたこととは、どんなことでしょうか。
下記ラジオ番組26日放送分にて、この本についてのお話をさせていただきました。
Kiss-FM KOBE『バンディーズWhat's Going On』番組内コーナー
『クローズアッププロジェクト』21時10分〜
↑ラジコでなら配信後1週間以内であればいつでも聞けますが、プレミアム会員登録(月額350円)が必要です。
私がお話させていただいた時間は5分ほどですが、もしよろしければお楽しみください。
本日は26日、放送日。
情報解禁ということで、この記事では「かぼちゃの馬車のクレームブリュレ」の内容について、すこーしだけ、詳しく書いてまいります。
「かぼちゃの馬車のクレームブリュレ」は、八島隆さんが語ったかぼちゃの馬車事件に関する「あらゆる問題」について、私の視点で語る本です。
かぼちゃの馬車事件に関する書籍はたくさん発売されています。
すべて拝読いたしましたが、どれも「公開されている情報」に関して著者の解釈をつづった本でした。
かぼちゃの馬車事件関係者にインタビューした書籍はありませんでした。この本が初、です。
八島隆さんが語るかぼちゃの馬車事件とはいったいどんなものでしょうか。
なぜ建設業界や投資業界の専門ライターでない私がこのお役目をいただいたのでしょうか。
そして、私はいったい何者でしょうか。
「かぼちゃの馬車のクレームブリュレ」は、金融業界や投資業界の問題について語る本ではありません。
ネットリンチ、いじめ、私刑。すべてを内包した現代社会問題について語る本です。
オリジナル長編小説「ドミノ倒れ」に引き続き、「かぼちゃの馬車のクレームブリュレ」も、ものすごくしんどい思いをして書きました。
『ドミノ倒れ』のおはなし - WritingWrite's Note
正義も不義も善意も悪意も、他人の剥き出しの感情を受け取って書くわけですから、そりゃあもう毎日がパニックでした。
けど、「書いて良かったなぁ」と思います。
どちらの本も、あらすじをちらっと話すだけで「今まで誰にも話せなかった胸のうち」を堰を切ったように話してくださる方が何人もいらっしゃるんです。
まだ地味なプロモーションしかしていないのに「発売日はいつですか?」というお問い合わせも何件かいただきました。
これってすごいことなんじゃないかなって思ってます。
それだけ「人の心に迫って魂を揺さぶるテーマについて書き述べることができた」ということですから。
「読んでよかったなぁ」とひとりでも多くの方に感じていただければ幸いです。
だれかにそう思っていただくために書き続けてきましたし、書き続けていますし、書き続けていきます。だれに何を言われても。
どうぞよろしくお願いいたします。